第33週(R3. 8. 9~R3. 8.15)の地区別データーとコメント
地区別データー
疾患名 合計 二本松 本宮 大玉 福島 郡山 その他
麻疹 0 0 0 0 0 0 0
風疹 0 0 0 0 0 0 0
水痘 2 1 0 0 0 0 1
流行性耳下腺炎 0 0 0 0 0 0 0
百日咳様疾患 0 0 0 0 0 0 0
溶連菌感染症 0 0 0 0 0 0 0
マイコ感染症 1 1 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎 10 8 0 0 0 0 2
手足口病 1 1 0 0 0 0 0
伝染性紅斑 0 0 0 0 0 0 0
突発性発疹 2 2 0 0 0 0 0
ヘルパンギーナ 1 0 0 0 0 0 1
A型インフルエンザ 0 0 0 0 0 0 0
B型インフルエンザ 0 0 0 0 0 0 0
MCLS 1 1 0 0 0 0 0
咽頭結膜熱 2 2 0 0 0 0 0
RSV感染症(参考値) 86 48 21 11 1 2 3
今週のコメント
この1週間は前線が停滞して西日本では大雨、甚大な災害になってしまいました。
異様な気候の1週間でした。
夏にRSウイルス感染症がみられることはあっても、
これほどの激しい勢いでの広がりは小児科になって過去に記憶がありません。
これも異様な出来事です。
本来RSウイルス感染症は、生後1歳未満とくに半年以下の新生児〜乳児が重症化しやすく、呼吸困難を伴う細気管支炎、肺炎と経口不良による脱水、その他合併症などに気を配りながら私は診療しています。
しかし、今夏は比較的年長のお子さんが高熱を出し4〜5日持続するという印象です。
これも異様に感じております。(笠井)